ラクレット風タルティーヌ×ブルゴーニュの赤

家にあったブルゴーニュの赤に合わせて探したルセット。本当はブルゴーニュ・パス・トゥ・グランのようにピノ・ノワールとガメイで作った果実味のあるカジュアルなワインの方がよいみたいだけど、パス・トゥ・グランは先週、秋刀魚の塩焼きの際に飲んでしまっていたので、同じ生産者さんのブルゴーニュ・ルージュと合わせてみましたが、クミンと黒こしょうのスパイシーな風味がワインとマリアージュしました（★★★）。

使ったチーズはラクレットが手に入らなかったのでコンテ、と言いたいところですが、西友の「みなさまのお墨付き 細切りミックスチーズ」を使いました。

ちゃんとしたチーズを使った方が、絶対美味しいと分かっているけど、先日伺ったアマルさんの料理教室でのチーズの使い方を見て、乳製品の高い日本でカジュアルなメニューに高価な食材を使うのも、何か間違っているような気がしました。
アマルさんの料理は日本のシュレッドチーズを使っていても、味はしっかり外国の味だったので、味の決め手は食材だけじゃないのかもしれません。

映画「大統領の料理人」で「黒トリュフのタルティーヌ」を観て以来、タルティーヌに注目しています。簡単ですし、ワインに合うパンメニューとして開拓の余地は非常にあると思うので、今後積極的に作ってみようと思います。

映画の再現メニューは一皿6万円（！）とのことですが、こういうメニューは味を想像して唾液を口の中にためておくのがいいのでしょう。

材料（2人分）

パン・ド・カンパーニュ 4切れ
にんにく 1切れ
じゃがいも（小） 4個
オリーブオイル 少々
ラクレット 8切れ
生ハムかベーコン 4切れ
クミン（粒） 少々
こしょう 少々

作り方

1.じゃがいもはゆでて半分に切り、皮をむく。
2.パンの表面ににんにくの切り口をこすりつけて、オーブントースターで軽く焼く。
3.2の表面にオリーブオイルを塗って1をのせ、こしょうをふる。
4.生ハム、チーズをのせて、再びオーブントースターで2〜3分焼く。
5.クミンをふって出来上がり。

出典

Recette Tartine Raclette

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