じゃがいものニョッキ　トマトソース×ブラケット・ダックイ

エノテカの4月のハッピーワイン、ブラケット・ダックイとのマリアージュレシピ第二弾！今日は同郷のピエモンテの郷土料理、トマトソースのニョッキと合わせてみました。

じゃがいもの優しい甘みと、パルミジャーノの旨みがさわやかないちごのような酸味と甘みのワインに非常によく合いました（★★★＋）。甘口と言われていても酸がしっかりあるワインは食事に合わせやすいかもしれないですね。

ニョッキって初めて作ってみましたけど、じゃがいもと粉と卵だけで簡単に作れちゃうんですね。

イタリアではポピュラーな家庭料理のようです。それもそのはず、古代ローマの時代から作られていたようです。古代ローマにじゃがいも？と思いきや、やはりその時代には存在せずじゃがいもが使用されるようになったのは19世紀以降とのこと。

同じようにしてかぼちゃのニョッキも作れそうです。じゃがいも、かぼちゃ以外にも、ほうれん草、ズッキーニ、リコッタチーズ、にんじんなどを使っても作ることができるみたいなので、パスタの買い置きを切らした時とかにいろいろ作ってみるのも楽しそうです。調べてみますと、地方によって作り方もいろいろあるようです。小麦粉も強力粉やセモリナ粉を使ったり、パルミジャーノを入れたり、ハムを入れたり。地方別のニョッキとその土地のワインを合わせてみたいですね。

今回のはフランスのレシピサイトから引っ張ってきていますが、本場の味を知りたければイタリア語も勉強しないといけないかしら？
マリアージュ道、奥深すぎです。

材料（2人分）

じゃがいも 3個
小麦粉　150g
卵　1個
市販のトマトソース　大さじ4
パルミジャーノ・レッジャーノ　適量

作り方

1.じゃがいもは塩水でゆでるか、蒸し、熱いうちに皮をむき、ピューレ状にマッシュする。
2.1に溶き卵と小麦粉を少しずつ加える。
3.打ち粉をし、2を3~4cmの小さなかたまりに丸めて、フォークで押して成形する。
4.鍋にたっぷりの湯を沸かし、1%の塩をして3を入れ、浮き上がってきたらざるに上げる。
5.器に盛り、トマトソース、パルミジャーノ・レッジャーノをかけて出来上がり。