酒飲みのクッキー（キャラウェイシードとパルミジャーノ・レッジャーノ）×クレマン・デュ・ジュラ

ワイン好きのみなさま、こんにちは！今年シニアワインエキスパートの受験資格が得られたものの、5年前に覚えたものがすっからかんになってしまい、また覚えなおし？と途方に暮れている山田にらです。

途方に暮れていても埒が明かないので、「アラフィフ　記憶術」で検索、検索。

すると「立川談笑師匠の記憶術」なるYoutube映像を発見しました。年末の、ニノ主演のドラマ「赤めだか」でも触れていましたが、立川流の二つ目昇進は期間ではなく「古典落語50席、歌舞音曲400曲」を覚えるのが条件。

それを攻略するために編み出した記憶術とのことで、この方法は、ワインエキスパートのカリスマ、日本ソムリエ協会の吉川理事がワインエキスパートコンクールの準備の際に「教本を10回読んだ」とおっしゃっていた（と、人づてに聞きました）のと符合します。

折しも流派は違えど現在二つ目のプロの落語家である元同僚の高座を先日聴いてきたところ。
彼も頑張っているのだから、私も頑張らないといけませんね。

さて、本題。

酒飲みのクッキー、第3弾は「キャラウェイシードとパルミジャーノ・レッジャーノ」。
ホントはコンテで作りたかったのだけれど、コンテが品切れだったので家にあったパルミジャーノで作ってみました。

基本の生地の薄力粉を減らさず削ったパルミジャーノが結構なかさだったので、少しまとまり辛かったのですが、スライスする時に力技で何とかまとめました。この辺の配合が課題ですね。

合わせたワインは、シャルドネ100％のクレマン・デュ・ジュラ。
ジュラはコンテの産地でもあるので、チーズを使ったものと合わせようと取っておいたものです。

材料（20枚分）

バター　75g
●きび砂糖　30g
●フルール・ド・セル　ひとつまみ
薄力粉　100g
○削ったパルミジャーノ・レッジャーノ　50g
○キャラウェイシード　大さじ1

作り方

1.バターはポマード状にし、●を加えて泡立て器でよく混ぜる。
2.薄力粉を加えて、ゴムベらで切るように混ぜ、○を加えて手でまとめる。
3.2つに分けて、ラップに2cmの太さの棒状に置き、キャンディのように包んで形を整える。
4.冷凍庫で冷やし固める。
5.1cmの厚さに切り、170℃のオーブンで15分焼く。

マリアージュ

Philippe VANDELLE Cremant du Jura N.V.
Firadis Wine Club 30さんのクレマン・デュ・ジュラ。熟したりんごやもものような香りと、瓶内二次発酵で丁寧に作った味わいはシャンパーニュに引けを取らない旨さ。クッキーのサクサク感と泡のシュワシュワ感が心地よく、開けた途端に一気になくなってしまいました。リピート必至の一本です。