ローストビーフほか×勝沼醸造の甲州（レストラン風）

勝沼醸造さんのワイナリーツアーを終えて、途中イケダワイナリーさんで試飲した後、レストラン風にてディナー。

個人的に勝沼醸造さんの甲州とのマリアージュを確認すべくレストランで食事をしたかったのですが、ランチの予約をするのを忘れていてディナーを予約したのですが、この順番で正解でした。

周囲はカップルと思しき男女2人連ればかりで1人でいるのは私くらいのもの。
大所帯のファミリー客もいて、子供時代にこのレストランに来ていたら将来どんな大人になるのだろうと、勝手に思いを巡らせてみたり。
端からどう見られようが、目的はローストビーフと甲州ワインのマリアージュを体験しにきたのでいいんです。

ローストビーフメインのコースに甲州ワイン5種のセットをいただきました。

前菜盛り合わせ×アルガブランカブリリャンテ、アルガブランカクラレーザ
魚介2種、肉類2種の前菜盛り合せです。
シャンパーニュ製法でつくられたアルガブランカブリリャンテ、ステンレス仕込みのアルガブランカクラレーザといただきました。

2008 アルガブランカブリリャンテ
外観：グリーンがかった淡いイエローシュワシュワ感、細かい泡
香り：日本の黄色い柑橘
味わい：豊かな酸、後味に苦み

勝沼醸造の有賀さんによると、甲州のカテゴリで世界で一番評価が高いのはこのスパークリングワインとのこと。
万能感のある美味しいスパークリングワイン。
玉ねぎのピクルス、小エビのカクテル&ディルと非常に良く合いました。

2012 アルガブランカクラレーザ
外観：縁に黄緑のニュアンスがある淡いイエロー、粘性強め
香り：爽やかなグレープフルーツ
味わい：豊かな酸と果実味、しっかりしたボディ、後味に苦味

甲州ぶどうを地区ごとにステンレスタンクに仕込み、2007年から田崎真也さんのテイスティングにより、いいエリアのワインのみアッサンブラージュしてリリースしているとのこと。
しっかりしたボディの爽やかな白ワインです。
玉ねぎ、鶏（マスタードなし）、小エビのカクテルとよく合いました。

アルガブランカクラレーザ、アルガブランカイセハラ
前菜の終わりかけに次のローストビーフに向けてアルガブランカイセハラがきました。
フランスに輸出している「MAGREZ ARUGA KOSHU」がアルガブランカイセハラとのこと。
販売用の在庫は既に完売で、レストランではグラスのみの提供。

2013 アルガブランカイセハラ
外観：黄金がかったやや淡いイエロー粘性強め
香り：白桃の香り、バニラ
味わい：豊かな果実味と酸味、余韻長い

前菜盛り合せの中では、ハム、タルタルソースとよく合いました。
ローストビーフとのマリアージュは後述します。

2種のローストビーフ×アルガブランカイセハラ、アルガブランカピッパ
出来立てのローストビーフをシェフが目の前でスライス。和牛の霜降りと赤身の2種類。
一番最初特典で、端っこもそれぞれいただいて食べ比べするもまだ熱々だったので味の違いが分かりませんでした。
後ほど冷めてからいただいてみると明確な違いがありました。