【御徒町・味坊鉄鍋荘】中国東北コース料理×白酒

ワイン好きのみなさま、こんにちは！仕事始めから一週間、平日5日フルに働いてすっかりヘトヘトな山田にらです。昨日は味坊友の会の新年会で、火曜日に間違って訪れてしまった御徒町の「味坊鉄鍋荘」に行ってまいりました。

ちょうどオープンから1ヶ月経ったところですが、アラカルトメニューが出来上がるのは20日以降とのことで、5,000円のコース料理のみの営業でした。

逆に言うといろいろな料理が少しずつ一通り食べることができて良かったです。5,000円は神田のノリでいうとワイン代込みのお値段ですが。

前菜を食べ始めて気づいたのですが、ワイルドな盛り付けの神田の味坊とは違って料理が繊細で品があります。

聞けば、厨房を1人で切り盛りしているシェフの張さん、なんと北京の5つ星ホテルの料理長だったとのこと。「そりゃー、高級店のお味だわー」と納得。

最後まで食べてものすごくお腹いっぱいになったけれど、不思議と胃もたれしないのが良いです。

お会計は神田の味坊の倍近くしますが、このクオリティならお値打ち価格です。

コース料理

干し豆腐の冷菜は神田のより上品で繊細。

じゃがいもの冷菜。

ピータン豆腐もこうするとオシャレ。

煮こごりのようなもの。

生野菜と味噌、もろきゅうの野菜版。きゅうりは皮が剥いてありました。

カリフラワーときくらげの炒め物。季節の野菜の炒め物です。

ほうれん草と大豆、ほうれん草のアクは処理されていて、優しいお味。これ何気に美味しかった。

なすのピリ辛オイル漬け。酸っぱいなすを食べるラー油に漬けたものっていう感じ。ハマります。

豚足ならぬ羊足。軟骨は食べられます。

豚のスペアリブの鍋がテーブルに。火を点けてスタート！内容はスペアリブ、モロッコインゲン、じゃがいも、スープです。

とうもろこしの粉で作ったパンのようなものを貼り付けます。

さらに饅頭の皮をねじった生地をのせて、汁けがなくなるまで蓋をして蒸します。

出来上がり。

汁がしみて美味しいのと、パンが結構ボリューミー。

魚の鍋。白身の魚ともやしの鍋です。この日はスズキ。

野菜のピクルス。プラックペッパーじゃなくて実山椒を使っているのがこの店流。

駄目押しの餃子2種。

白きくらげのシロップがけ、デザートです。なんか不思議。

ドリンク

ラングドックのピクプール、モルドヴァのロゼ（梁さんのおごり♪）、ラングドックの白（マルサンヌ、ルーサンヌ、ヴィオニエ）、ラングドック（お店の人はローヌと言っていたけど）のビオ赤（グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、カリニャン）を8人でいただきました。

前菜類にはピクプールとロゼ、豚スペアリブのお鍋にはロゼとラングドックのビオ赤を合わせました。。
魚の鍋はラングドックの白はもちろん、ラングドックのビオ赤もイケました。

シェフ張さん秘蔵の53度の白酒。豚スペアリブのお鍋には素直にこのお酒が一番あったかも。

正直、神田の味坊ほどワインとマッチしていないと思いました。
ワインの格が合っていないのでしょうか、もっとクラスが上のものの方が合うような気がします。

店舗情報

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