Jardin Japonais（Pierre Hermé Paris）×アメリカのデザートワイン

土曜日、雨の中、久しぶりに青山に行ったので、Pierre Hermé Paris青山本店に立ち寄りました。
いつも購入するのは、青山本店限定販売のジャルダンシリーズのマカロン。マカロン1個294円のお買い上げに対して、いつも素敵な袋に入れていただき恐縮です。「すぐ食べますか?」とある時から、聞かれるようになったところをみると採算合わないんでしょうね。すみません。

4月のマカロンは”Jardin Japonais（ジャルダン・ジャポネ）”。「日本の庭園」というタイトルは、桜をイメージしたもの。グリオットチェリー、レモンゼスト、トンカ豆を使った3層のホワイトチョコレートのクリーム。

トンカ豆って何？この杏仁っぽいクリームがそのようで、ベネズエラの熱帯雨林で採れるマメ科の植物で、杏仁やバニラの香りが特長で、チョコレートの相性がよくフランスのショコラティエで使っていないお店はないというほどのスパイスとのこと。使い方もバニラビーンズのように牛乳を沸かして香りを移すように使うといいみたいですね。

アメリカのジンファンデルを使ったロゼのアイスワインと合わせてみました。マカロンを一口かじって、ワインを一口。ワインがチェリーリキュールの味わいに。すっかり花の季節は終わってしまいましたが、桜の花のが咲きました。桜を使ったお菓子は数々あれど、桜を使わずして桜を表現するとはさすがです（★★★）。

残念な点がひとつ。味はエルメクオリティだけれど、仕事がきたなくなったなーと感じるのは気のせいかしら？お店が大きくなってスタッフも増えて、力量のばらつきがあるにせよ1個294円のお菓子の仕事ではないように感じました。