バナナのコンフィチュールラム酒風味×パンデピス×ブルゴーニュのシャルドネ

だいぶ前のことですが、お花見でワイン仲間のOさんがお持ちになったアメリカの美味しいシャルドネを飲んだら、バナナのコンフィチュールを煮たくなって、ルセットを検索して作ってみました。
ヨーグルトに入れたり、ふつうのバゲットに塗っても美味しいですが、せっかくなのでパンデピスにのせていただきました。このパンデピスは4月にあった伊勢丹新宿のフランス展で購入したものですが、日持ちがなんと半年とのことで、もったいないのでちまちまと食べています。それでも、もう半分以下しか残っていないですけど。

パンデピスはブルゴーニュ地方の郷土菓子とのことですが、以前浅草橋のジョンティで食べたパンデピスとバナナのコンフィチュールの組み合わせが忘れられず「パンデピス＝バナナのコンフィチュール」という図式が私の中では成り立っています。

「ソゼのブルゴーニュ・シャルドネに合うはず！」と合わせてみたら、わずかにあるワインのバナナっぽいニュアンスが強化されたような感じでやはり合いました（★★★+）。このコンフィチュールは樽の効いたシャルドネや薫り高いアルザスのリースリングなどによく合うと思います。

材料（60cc瓶6本分）

バナナ正味350g
きび砂糖 250g
水 120cc
レモン果汁大さじ2
シナモンパウダー小さじ1/2
バニラビーンズ 1本
しょうがパウダー少々
ラム酒大さじ1

作り方

1.バナナは薄い輪切りにする。バニラビーンズは半分に切り縦に切れ目をいれる。
2.水、レモン汁、きび砂糖、シナモン、バニラビーンズ、ジンジャーパウダーを混ぜる。
3.2を鍋に入れ、シロップ状になるまで中火にかける。
4.1を加えて強火にし、時々混ぜて、アクをすくいながら煮る。
5.艶のある消えない泡が出てきたら、火からおろしラム酒を加える。
6.熱いうちに清潔な瓶に入れて蓋をし、粗熱が取れるまで逆さにしておく。