【マリアージュのべんきょう】日本ワイン（2016年3月）

ワイン好きのみなさま、こんにちは！
先日、明野栽培クラブのテイスティング会があり、久しぶりの勝沼ぶどう郷訪問に浮かれて、丸藤さん、イケダさんを訪れた後、ルミエールさんのレストランでランチをしていたら、肝心のテイスティング会に遅刻してしまい、大顰蹙の山田にらです。三澤社長、彩奈さん、小島さん、ごめんなさい。

テイスティング会の後も、大和葡萄酒さん、ダイヤモンドさんを訪れ、帰りは中央線の各駅停車で飲みながら帰って、日本ワインを堪能しまくりました。

そんな日の翌日、2ヶ月に一度開催している「マリアージュのべんきょう」のテーマを日本ワインにしたのは、ご参加の方からの強い要望があったこともありますが、ここ数年の日本ワインの存在感が増してきている事実は、ワイン好きのみなさまなら既にご存知のことでしょう。

ある意味、満を持しての登場です。

今回は泡、白×2、赤×2、デザートワインと、ご参加のみなさまからの持ち寄りワインだけで構成しました。

料理は吉祥寺ボナペティのマリアージュコース。ワイン代が必要ないので、いつもの会費で料理のグレードを上げてみました。会のタイトルも「マリアージュのべんきょう日本ワイン編〜世界一美味しい牡蠣と日本一のスパークリング、夢の競演〜」とスゴイことになっています。

PLATS

佐賀有明「おとふせ牡蠣」& 対馬産穴子のフリット　山椒風味
シャルドネのスパークリングワインを想定しての生牡蠣と穴子のフリット。
オーナーソムリエの西澤さんが本場フランスを含め、これまで食べてきた牡蠣の中で一番美味しい牡蠣ということで、「世界一美味しい牡蠣」というタイトルを付けましたが、あながち間違いでもないと思いました。

オランダ産ホワイトアスパラガス　オランデーズソース
オランダから空輸されたぶっといホワイトアスパラが一人一本！この季節ならではの食材で、テンション上がりますわー。
この辺は、シャルドネと甲州の白ワインとのマリアージュですね。

のらぼう菜のスープ
このマラドーナみたいなネーミングの野菜は、西多摩の地元野菜みたいですね。初めて知りましたけど。
マーブル模様のスープも混ぜるとキレイなグリーンに。

自家製手打ちオレキエッテ　シャンピニヨンと共に
良く煮込んだラグーと天候の恵まれた2009年のプティ・ヴェルド、カベソー、メルローのアッサンブラージュ「ドメーヌ　ルバイヤート」との相性抜群でした。

子羊とフォアグラのメダイヨン仕立て　ポアブラードソース　黒カシスの香り
メルロー、タナ、カベソーのアッサンブラージュ「シャトールミエール」との相性も素晴らしかったのですが、何気に「アルガブランカ　イセハラ」と、何と「明野ブラン」ともマリアージュしたメインディッシュ。
いろいろ楽しめて素晴らしいお料理でした。

吉田農園ハッサクのジュレ　ヨーグルトのアイス添え
ジュレはロゼ・ダンジュを使ったもので、急きょ追加したデザートワイン「ヴァンロゼ」とも相性バッチリ！

ヌガーグラッセ
こちらは、サービスのデザートです。ランチ時間ならではの特典です。甘口のロゼとも赤ワインとも良く合いました。

VINS

本日のワイン

2011 GRACE TRADITIONAL METHOD　EXTRA BRUT
中央葡萄酒さんの日本一の日照量を誇る明野ミサワワイナリーのシャルドネをシャンパーニュ方式で造ったスパークリングワイン。36ヶ月瓶内熟成させてリリースします。
Sさんの持ち寄りワインです。

2014 アルガブランカイセハラ
勝沼醸造さんの伊勢原の単一畑から収穫された甲州種のみで造ったもの。「マグレアルガ甲州」としてフランスにも輸出しているものと同じものです。2014年もお天気良かったです。
こちらもSさんご提供。

2014 明野ブラン
2014年からお世話になっている中央葡萄酒さんの明野栽培クラブで私たちがお世話したシャルドネだけで造ったものです。「グレイスシャルドネと同じ造り方をしている」と醸造長の彩奈さんがおっしゃっていらっしゃいました。樽を上品に利かせてなかなか贅沢な造りです。
TRADITIONAL METHODと同じ圃場の区画違い（腕もか）ということで参考までにお持ちしました。