【DEAN & DELUCA】WINE EXPERIENCE ～Summer Bubbles～

ワイン好きのみなさま、こんにちは！
40代女性のワインの適量は250mlだそうですねー。ということは月10本飲めるということで、そのうち頒布会ワインが6本あるからあと4本3リットル分、何を飲もうか妄想中の山田にらです。

先月からお邪魔しているDEAN&DELUCAのワインセミナー、WINE EXPERIENCEに参加してまいりました。ルミネカードが使えるから有楽町店の方が都合が良いのですが今月は日程が合わず、六本木店の会を予約しました。

テーマは”Summer Bubbles”、夏を楽しむスパークリングワインということで、シャンパーニュではないスパークリングワインが普段使いにおすすめ、というロドリゲスさんのプレゼンテーション。

各国での呼び名や製法、歴史など基本的な知識を勉強しました。

スパークリングワインの発祥はクレマン・ド・リムーということは知っていたけれど、1531年ということは知りませんでした（正しくはブランケット・ド・リムー、後で教本を確認しちゃいました）。
1531年なんて、関ヶ原の戦いより前じゃないですかー。

その後、試飲をしながらワイナリーの説明、アペタイザーの試食タイムです。

Wine

試飲したワインは以下の通り。全てシャンパーニュ製法です。

Fürst von Metternich Riesling Sekt Trocken
ドイツ、ラインガウ地方・ヨハニスベルク、シュロス・ヨハニスベルクのリースリングを使ったスパークリングワイン。
ライン川沿いにある畑の斜面角度は62°で機械が入らない。シュロス・ヨハニスベルクはリースリングしか栽培しておらず、はちみつや白い花、火打石などリースリングの特有の香り。24g/Lの補糖量ながらも、たっぷりの酸と旨味とのバランスが非常に良い。ソーセージと一緒に。
リースリング100％、税込¥4,040。

ペアリング：茄子とイチジクのホワイトバルサミコマリネ、スコットランド産サーモン、コッパ、ゴルゴンゾーラマスカルポーネ

Raventos I Blanc Gran Reserva de la Finca 2011
1659年、マリア・コドーニュがミカエル・ラベントスと結婚以来、コドーニュ社とは縁戚関係のラベントス・イ・ブラン社は1872年スペインで初めてカバを作る。スペインの土着品種にこだわり、柑橘系、熟した洋梨、カリンのジャムのようなフルーツ系、ナッツやパンのトースト、はちみつの香り。しっかりした酸と4年もの樽熟成による複雑な旨味が特長。イカフライ、日本なら天ぷらと一緒に。
チェレロ45%、マカベオ30%、パレリャーダ25%、税込¥4,515。

ペアリング：白かびサラミ　フエ

Murgo Brut Rosé 2011
イタリア・シチリア島のエトナ山中腹にある、標高600~900mぶどう畑。短時間のマセラシオンで色を抽出した後、ステンレスタンクで20日間かけて低温発酵後、タンクで8~9ヶ月、瓶内で12ヶ月間熟成して出荷。
強い芳香を持ち、バラや赤い果実の香り、酸と果実味と旨味が渾然一体となっている。しっかりとしたボディは肉料理にも活躍しそう。
ペアリングのおすすめは、なすとトマトのパスタ。
ネレッロ・マスカレーゼ100％、税込¥3,672。

ペアリング：茄子とイチジクのホワイトバルサミコマリネ、コッパ、カリフォルニア産クリームチーズ

NV JCB Crémant de Bourgogne Brut Rosé No 69
JCBとはカード会社の名前ではなく、ブルゴーニュの栽培家からネゴシアンに転じた、ボワセ家のジャン・シャルル・ボワセ氏のイニシャルだそうで。No.69は氏の誕生年とのこと。
強い芳香、ラズベリー、い草やお茶のような香り、口の中に広がる旨味から果実の甘みの余韻が美味しい。
ペアリングのおすすめは、ブリー・ド・モーを使ったクロック・ムッシュ。
ピノ・ノワール100%、税込¥4,320。

ペアリング：白かびサラミ　フエ、コッパ、ゴルゴンゾーラマスカルポーネ