【頒布会のべんきょう】家ワイン、止めました。

ワイン好きのみなさま、ごきげんよう。

家にいながらにして定期的にワインが届く頒布会ってホントに便利ですよねー。

ワインを本格的に飲み始めた90年代後半、世界ソムリエコンクール優勝の田崎真也さんモデルのサイン入りラギオールのソムリエナイフを目当てに入会したサントリーさんの頒布会から始まり、ベルーナさんの金賞ワインのコース、ブルゴーニュのコースなど結構頒布会好きなわたくし。

ここ2年ほどはヴィノスやまざきさんの頒布会を利用しており、この4月もまた更新しましたよ。

月間のワインの消費量が半端ないわたくしとしては安くて美味しいワインを常に探している状態で、条件に合った頒布会を見つけるといろいろ試しています。

その条件とは、

1. 赤白2本で1本当り2000円以下である（送料別）。
2. 食事とのマリアージュの提案がある。

の2点です。

そんななか「家ワイン」というサイトを、偶然インターネットを検索していて見つけました。

サイトのデザインも素敵で、ワインにまつわるコラム、会員限定ではありますが毎月のワインとマリアージュするプロのシェフのレシピなどのコンテンツも充実しています。

毎月2本宅配してくれるワインの定期購入もあり、そのワインのテイスティングコメントを、ワイン教育界の林先生（私が勝手にそう呼んでます）、アカデミー・デュ・ヴァンの紫貴あき先生が担当されています。

定期購入の初回には入会プレゼントとしてリーデル・O（オー）のリースリング/ソーヴィニヨン・ブラン(2個入・定価3,780円)が付いて、月額4,320円（税込・送料込）。

条件に合致しているのと、3回目の配送以降解約可能とのことで早速申し込んでみました。

初回に届いたワインはローヌの赤とイタリアの白。
「これはイケル！」このレベルで毎月届くのなら素晴らしい。

そして、1ヶ月後に届いた2回目のワインはロワールのビオの甘口赤とガスコーニュのシュナン・ブラン。

ガスコーニュの白は西友のワイン売り場でも見かけるドメーヌ・デュ・タリケのもの。裏ラベルを見ると「ソルビン酸K」の表記が。

不思議な物で、スーパーのワイン売り場では許せても、頒布会のワインでは見たくなかった表記です。

ロワールの赤が美味しかったので「まぁいいか」と、3回目に期待しました。

今週その3回目が届いたのですが、届いたワインはスペインの赤とイタリアの白。

ワインサーチャーで検索したらどちらも現地の小売価格で500円くらいのワインです。

日本に持ってくると3倍になってしまうのは仕方ないのですが、2000円で購入する消費者にとってその価値を感じなければわざわざその頒布会を利用する理由がないように思います。

3回目を試飲して、退会手続きをしました。

ワインの価格はある程度の味を担保するもので、企画と提案は素晴らしくてもやはり頒布会の価値はワインだということです。

ワインの小売りって難しいですね。

極東の地でビジネスするには、スケールメリットを生かした低価格ワインの薄利多売か、セレブ志向で儲ける（byゲッターズ飯田　from あなたの答え合わせ占い）かのどちらかのようです。

あ、でもリーデルのO（オー）、便利です。
リーデルのグラス、一通り持っていますが、脚がないだけでこんなに便利とは。

この頒布会、いろんな意味でべんきょうさせていただきました。

DATA

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家ワイン

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