【吉祥寺ワイン研究会】スペインのワイン

今月の吉祥寺ワイン研究会のテーマは「スペイン」。
会計担当のまりちゃんがわざわざスペインに行って調達してきてくれたワインと日本で調達したものを一緒にブラインドテイスティングしました。

VIN BLANC

2012 Marques de Murrieta Pazo Barrantes Albarino
リアス・バイシャスの1511年からぶどう栽培されている歴史のある畑、1991年にワイナリー設立、1996年にリオハの重鎮、マルケス・デ・ムリエタに統合され、世界一高品質のアルバリーニョワインを輩出。

外観：輝き透明感のある中程度のイエロー、粘性は中程度
香り：強い香水のような香り、パッションフルーツ、ジャスミンの花、白こしょう、ラムネ
味わい：豊かでまろやかな酸、豊かな果実味、ふくよかなボディ、苦み、後味にミネラル
アルバリーニョ100%

2012 Martin berdugo Verdejo
リベラ・デル・ドゥエロの2000年に設立された家族経営のワイナリー。

外観：輝き透明感のある中程度のイエロー、微発砲、粘性は中程度
香り：青りんご、ホワイトチョコレート、はちみつ
味わい：豊かで横に広がる酸、控えめな果実味、軽いアタックのフレッシュな味わい
ヴェルデホ100%

2013 Senorio del Sobral Albarino
リアス・バイシャス産。低温ステンレスで発酵、熟成。

外観：輝き透明感のあるやや淡いイエロー、微発砲、粘性は中程度
香り：パッションフルーツ、スミレ、豚バラ肉のようなオイリーな香り
味わい：豊かでまろやかな酸、豊かな果実味
アルバリーニョ100%

2011 Hermanos Lurton Rueda Blanco

外観：輝き透明感のあるグリーンがかった淡いイエロー、粘性は中程度
香り：青いメロン、アプリコット、バター、白こしょう、ビオ臭
味わい：豊かでまろやかな酸、横に広がるフレッシュな果実味、苦み、軽やかな口あたり
ヴェルデホ100%

VIN ROUGE

2010 Sierra Cantabria Crianza
生産者はリオハの1870年よりワインを造るエグレン家。3年使用バリック（フレンチ＆アメリカンオーク）にて14ヶ月熟成。現地価格1,520円。

外観：輝き透明感のあるふちに紫のニュアンスが残る中程度のルビー、粘性は豊か
香り：フランボワーズ、ビーフジャーキー、ペッパー、正露丸
味わい：少しざらついたタンニン、豊かな酸と果実味、後味にミネラル
テンプラニーリョ100%

2006 Remirez de Ganuza Reserva
リオハNO.1生産者、フェルナンド・レミレス・デ・ガヌサのモダンワイン。現地価格7,790円。

外観：輝き透明感のあるふちに紫のニュアンスが残る中程度のルビー、粘性は豊か
香り：ブラックチェリー、赤い花、カカオ、おこげ
味わい：少しざらついたタンニン、豊かな酸と果実味、余韻長め
テンプラニーリョ90%、グラシアーノ10％

2008 Marques de Murrieta Reserva
マルケス・デ・ムリエタの主要畑、イガイ・エステートのワイン。ぶどうは手摘み、醸しの後、ステンレスタンクでスキンコンタクトしながら2日おきにルモンタージュとピジャージュを行いながら発酵。ぶどうの香りと色が最大現に引き出される。

外観：輝き透明感のあるふちがピンク色の中程度のルビー、粘性は豊か
香り：いちごジャム、シロップ、甘草、醤油
味わい：まろやかできめ細かいタンニン、少し収れん性、豊かな酸と果実味
テンプラニーリョ86%、ガルナッチャ8%、マズエロ4%、グラシアーノ2％

1992 Marques de Murrieta Ygay Gran Reserva
マルケス・デ・ムリエタは「レゼルヴァとグランレゼルヴァしか造らない」というポリシーのもと、今飲んでも熟成しても美味しいワインを造っている。約3年瓶熟成を行う。現地価格16,700円。

外観：輝き透明感のあるふちがオレンジがかった中程度のルビー、粘性は豊か
香り：シェリー酒のような熟成香、ジンジャークッキー
味わい：豊かな酸と旨みが特徴の複雑な味わい、後味に甘み
テンプラニーリョ89%、ガルナッチャ&マズエロ11%

テイスティング後はまりちゃんのお土産のシャルキュトリをつまみにプチパーティー。
楽しくもあり、勉強になった夜。

幹事のまりちゃん、ごちそうさま＆おつかれさまでした！

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