AOCの肉を極める(フランス料理文化センター)
フランス料理文化センターの”AOCを極める”シリーズの4回シリーズの2回目です。
前回はチーズで、我らがチーズプロフェッショナル協会の坂上あき理事が講師をされました。
チーズやワインを勉強していると必ず出てくるAOC。チーズやワイン以外にも、農産物や海産物、畜産品にもAOCがあります。
AOCは美味しさを保証するものではなく、その土地の風土を生かし、定められた製法によって作られたことを担保するものです。
Boeuf de Charolles
フランス・ブルゴーニュ地方の牛肉。
AOC認定を受けられるのは月齢28ヶ月以上の選ばれた牛で、年間1605,000頭のうちわずか1,000頭。
BSE問題でヨーロッパの牛は輸入禁止になっていたが、2013年2月、12年ぶりに解禁となる。
ただし輸入できるのは月齢30ヶ月以下の牛のため、日本で手に入るAOCのシャロレ牛は貴重な物。
ちなみに一番美味しいのは月齢40ヶ月とのこと。
シャロレ牛(AOC認定でない)
AOC認定でないとはいえ、美味しい赤身のお肉でした。
ベアルネーズソースでいただきましたが、ソースなくても充分美味しい。
シャロレ牛(AOC認定)
こちらはAOC認定。
認定でない物より、若干サシが入って肉質がなめらか。
霜降りの和牛と比べると固い部類に入るのかもしれないけれど、健全なお肉ってこういうものだと思います。
ブルゴーニュの赤ワインが飲みたくなりました。
Diploma
セミナー後、SOPEXA日本代表のシャルル・デュランさんからディプロマをいただきシャンパーニュで乾杯。
シャンパーニュをいただけるなら、ブルゴーニュ・ルージュもと思ってしまった私。
続きはレストランで、ですね。
Champagne
ちなみに修了祝いのシャンパーニュはマムでした。
Steak frites
シャロレ牛の一般的な食べ方はステーク・フリット。
ぜひ現地でワインと一緒に味わってみたいです。
参考
来月は家禽類〜♪
フランスの伝統「食材の原産地呼称統制(AOC)」を極めるセミナー
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