初釜＆新春の懐石×冷酒（四季亭）

毎年恒例のお茶の先生主催の初釜。昨年は見事に一度もお稽古に伺っていない不良門弟で、ホントに1年ぶりにお抹茶をいただくという不届き者。一年ぶりにお会いする先生は、昨年亡くなったうちの父より2つ年上だけれど、相変わらずお元気そう。やはりお茶の先生は長生きと言われていますが、お稽古で立ったり座ったりの動作や、着物を着る機会が同年代の一般人より多い分、トレーニングになっているのだと思います。

干菓子

お薄でいただくお干菓子。
お煎餅は本当は干支のものが欲しかったけれど、あいにく終わってしまっていたとのこと。上品な味わいのお煎餅にゆず皮の風味が美味しかったです。

主菓子

お濃茶でいただく主菓子は、御殿場のとらや工房さん限定の四季の富士山をモチーフにした羊羹。例年は常磐饅頭だけれど、家元のお茶会ではいつもとらやさんのお菓子が使われていたということと、先生が限定品大好きとのことでこのお菓子が選ばれたとのこと。白あんで雪、赤い部分でご来光、道明寺の粒々でダイヤモンドダストを表現しているのかな？

そして、お茶会が終わって食事会へ。

食前酒、先附、八寸

食前酒：古梅酒
八寸：小鯛翁寿司、久和井揚煮、芹　松の実白和え、松竹梅　黒豆、子持ち車海老

先附：ずわい蟹、菜の花、春菜、蕗の薹、土佐酢ジュレ掛け

煮物椀

蛤潮仕立て

向附

旬の鮮魚ニ種盛り

焼物

寒鰤柚庵焼
下に敷いてあるのは大根。鰤大根の焼き物バージョンですね。

鉢物

あかね万頭

食事

釜炊き蟹御飯
香の物、しじみの味噌汁と一緒にいただきました。

水菓子

京風しるこ

冷酒

越の誉（新潟県）
ボディのしっかりしたやや甘口の清酒。残念ながらあまり食事には合っていなかった。
久保田の千寿とかもあったけれど、ほとんどがウーロン茶という場で頼むのは気が引ける。多少嗜む者たちで細々と頂戴する。
リストにはワインもあったけれど、可能であればワインを持ち込みたいなー。勝沼醸造さんの甲州とか。

DATA

四季亭
東京都小平市上水本町2-19-22
042-325-8323
西武多摩湖線一橋学園駅南口より徒歩15分

営業時間
11:00〜21:30(L.O.食事20:00　飲み物21:00)
■年末年始休

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