お花見ワイン会　改め　新緑のワイン会2013　in　武蔵野中央公園

エノテカ吉祥寺店のワインセミナーで知り合ったワインのお友だち8人での青空ワイン会です。当日はお天気には恵まれたのですが、時おり吹く強風がコントの一場面のようで笑えました。

一人1本＆1品の持ち寄りが参加条件で、集まったお料理もお店で売っているものと見まごうほどの完成度。もちろん味も美味しく、さすがワイン好き、女子力の高さを物語っていました。

シャンパーニュ好きのRさんのロゼシャン。赤に近いロゼで、味わいも重めでしっかりしていました。

女性のKさん持参の北海道のドイツ品種、ケルナー。酸がたっぷりのすっきりした白ワインは、同じくKさん持参の唐揚げとのマリアージュが素晴らしかったです。レモンのような強烈でシャープな酸味のワインが、鶏の唐揚げの油を口の中で洗い流しぶどうの旨みを感じさせてくれました。よく唐揚げにレモンを絞ったりするのと同じ感覚ですねー。

私が持参したのは、サン・トーバン 1erCru　シャルモワ 2010。洋梨の香り、程よい酸味、ミネラルと果実味のバランスがとれた白ワイン。家で飲もうと買ったはいいけれど、貧乏性であけられず、今回の会に登場しました。シェーヴルのフィユテとのマリアージュを想定しました。

Oさんのアメリカ土産のリッチなシャルドネ。ねっとりした濃い黄色の外観、熟した洋梨、なんとなくバナナ、樽の香り、まろやかな酸と豊かな果実味。私の「アメリカのシャルドネ＝とうもろこしの香り」という名付けて「とうもろこし理論」が通用しない品のいい作り、かといって決してフランスでもないバランスのよい白ワインでした。
アルザスのリッチなリースリングにも似た雰囲気もあって、パンデピスとバナナのコンフィチュールとか合いそう。

Nさん持参のワインはこの時期にふさわしい「さくら」という名の可愛い色のロゼワイン。奥さまが日本人で有名なブルゴーニュの造り手さんです。Nさんご持参のパテ・ド・カンパーニュも非常に美味しゅうございました。

男性のKさんが持ってきてくださったのは、私の大好きなニコラ・ロシニョールさんの2008年のブルゴーニュ・ルージュ。ホントはヴァン・ショーを予定していたみたいなのだけれど、あいにくの初夏の陽気に断念したようす。エノテカ吉祥寺店の福袋で一山狙うも末等とのこと。Kさんは、自作の卵焼き、野菜スティックなどご持参いただいて、男子なのに女子力の高さをアピールしていました。