【Y-wine（ワイワイ）】山梨ワイン×山梨食材を使ったイタリアンwithソムリエ田崎真也

田崎真也さんプロデュースの山梨の食材とワインをテーマにしたレストラン「Y-wine（ワイワイ）」にて山梨の食材を使ったイタリアンとワインのマリアージュディナーに参加してまいりました。

田崎真也ワインサロンのメルマガで募集されていたせいか、約束していなくても知った顔がチラホラいて、久しぶりの再会を喜び合ったり、初めて会う人とも何となく同窓会的な雰囲気でいいワイン会でした。

山梨産山菜のアスピック×2002　甲州ヴィンテージ・ブリュット

甲州スパークリングの香る山梨産山菜のアスピック　甲府市産くるみのカプチーノ添え
アスピックに使われたワインはマンズワインさんの「甲州　酵母の泡」。口に含むとシュワシュワな感じがしました。山菜はたらのめ、わらび、こごみなど。切り口によって登場する山菜がちがうようで、こごみでした。

2002　甲州ヴィンテージ・ブリュット　奥野田ワイナリー
1989年創業の比較的新しいワイナリー。このワインは2002年のぶどうを、一度白ワインを作って瓶詰めして熟成させて、2012年再びタンクにあけて酵母を加えて瓶詰めして瓶内二次発酵を行ったもの。

外観：輝き透明感のある濃いイエロー、弱めの泡
香り：りんご、はちみつ、酵母
味わい：ぴちぴちした感触、豊かな酸と旨みのバランス良い

アスピックのプチプチした感じとワインのぴちぴちした感じが似たものマリアージュでした。

南巨摩郡産ハナビラ茸のフリット×2009　アルガブランカ　クラレーザ

南巨摩郡産ハナビラ茸のフリット　柚子とワサビの香る梨北信玄米のライスサラダ添え
フリットとありますが、きのこの天麩羅って感じですかね。
ライスサラダの柚子とわさびがピリッと利いたソースがグレープフルーツの香りの甲州ワインとよく合いました。

2009　アルガブランカ　クラレーザ　勝沼醸造
勝沼醸造の有賀専務もおっしゃっていましたが、アルガブランカクラレーザは2007年から田崎さんがブレンドを担当されています。
現行ヴィンテージは2012年ですが、田崎コネクションによるバックヴィンテージ。非常にいい年だったとか。
GWにワイナリーでいただいたものより熟成感がありました。

外観:輝き透明感のある黄金がかった中程度のイエロー
香り:グループフルーツ、桃、メロン
味わい:まろやかな酸、ヨーグルトのような味わい

北杜市産甲斐路軍鶏のコンフィ×2012　グレイス・ロゼ

北杜市産甲斐路軍鶏のコンフィ　明野金時とトマトの風味で
栽培クラブでお世話になる中央葡萄酒さんの明野ワイナリーがある北杜市のシャモと明野のトマトで作ったコンフィ。
同じ明野の畑で作ったロゼワインといただけるなんてなかなかないこと。

これも田崎コネクション？

2012　グレイス・ロゼ　中央葡萄酒
2003年くらいからフランスではロゼワインの消費が増えているそうで、フランス・ボルドー大学の留学を終えて帰国した醸造責任者の三澤彩奈さんがリリースしたロゼワイン。2008年が1stヴィンテージとのこと。カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティベルドとボルドーの品種と樽を使っているおかげて日本ワインっぽくない味わいですが、どこか日本的な雰囲気もある帰国子女って感じのワインです。