【レシピブログ】カル・ボウル3種（カリフォルニア生まれの新食感ライス『カルローズ』特別試食会）×カリフォルニアのシャルドネ

4/5(土)、レシピブログさんの「カリフォルニア生まれの新食感ライス『カルローズ』特別試食会」に行ってまいりました。

この日は14時から新富町で築地御厨さんのやさい塾が入っており、時間的に若干かぶるのですが当選したらどうしても行きたかった理由がありました。

Demonstration

英語料理教室Niki’s Kitchenで人気のクラスロバートさんに会える！今回の試食会を申し込んだ最大の理由でした。

ロバートさんはカリフォルニア生まれの元シェフで7年前に来日し、現在は専業主夫をしながら経堂のご自宅でカリフォルニアキュイジーヌの教室を開催しています。

お生まれやご経歴からカリフォルニアのワインと料理にフォーカスしたロバートさんのクラスは予約が取れない人気のクラスで、参加したことのある生徒さんは必ず「すごく美味しい」と評判なので、今回の試食にも期待が高まります。

今回のカル・ボウル（カルローズを使ったライスボウル）は”healty,easy to make,quick”をテーマに考えたとのこと。

パパッと30分程度で2品仕上げていました。
これなら永遠の料理初心者の私にも何とかなりそう。

Pan Roasted Swordfish with Mango-Avocado Salsa on a Bed of Mitzuna
メカジキのローストと水菜のカル・ボウル　マンゴー＆アボカドサルサで

1.ボウルにキューブ状に切ったマンゴー、小口切りした万能ねぎ、クラッシュしたアボカド、パクチーのみじん切りを入れ、酢、オリーブオイル、塩こしょうをしてあえる。マンゴーの味がでない場合はレモン汁を追加する。
2.メカジキは両面塩こしょう、オリーブオイルをまぶし、グリルパンでミディアムレアに焼く。
3.水加減1:1で炊飯したカルローズを器に盛り、食べやすく切った水菜、2、1をのせて出来上がり。

Oven Roasted Herb Roasted Chicken Breast with lemon-thyme Butter and Saffron Rice
ローストチキン＆サフランライスのカル・ボウル　レモンタイムバターをのせて

1.ボウルにみじん切りにしたにんにく、フレッシュタイム、イタリアンパセリ（ハーブは好きな物でOK）、レモンの皮を入れ、塩こしょう、オリーブオイルを入れて混ぜ、鶏胸肉を皮付きのまま最低1時間以上マリネする。
2.バター、レモンの皮、タイムのみじん切り、塩こしょうをミキサーにかけ、クッキングシートに筒状に巻き、冷蔵庫で冷やし固める。
3.フライパンを熱し1を皮目から焼き、しっかり焼き色がついたら、210℃のオーブンで10~15分焼く。
4.拍子切りにしたにんじんとズッキーニをオリーブオイル、塩こしょうでソテーする。
5.サフランライスにしたカルローズをボウルに入れ、4、スライスした3、輪切りにした2をのせ、パセリを飾って出来上がり。

試食会

ハーブの香りが豊かなナス、ズッキーニときのこのカル・ボウル　ローストパプリカのソースで

デモンストレーションにはなかったカルローズを野菜のように使ったライスサラダ。
夏のお弁当に良さそう。レシピとカルローズをいただいたので試してみましょう。
カリフォルニアのシャルドネ（この手の試食会でワインが出てくるのは非常に稀！嬉しい！）に合いました。

メカジキのローストと水菜のカル・ボウル　マンゴー＆アボカドサルサで

マンゴーの甘みとアボカドの脂肪分がさっぱりした味付けのメカジキに旨みを添え、果実味豊かなワインに非常によく合いました。
水菜のシャキシャキ感、苦みもよいアクセントになっています。
水分少なめの軽い感じのご飯にはガッツリ脂肪分のある具がよく合います。

ローストチキン＆サフランライスのカル・ボウル　レモンタイムバターをのせて

カルローズはサフランライスのように炊き込みに使うものに良さそうですね。
ハーブチキンが美味しい。試食用は温度が低く、レモンタイムバターが溶けていたらもっと美味しかったのでしょう。
バターは細かくして食べました。そのまま食べても美味しかったです。これはシャルドネに合わないはずはありません。パンにつけても美味しそうですね。

カルローズのライス・プディング　ブルーベリー添え

こちらもデモンストレーションはなく、レシピをいただきました。
炊飯しなくても作れるのはカルローズならではの特性かも。

カルローズには以前、レシピブログさんでレシピコンテストがあった時に出会いました。
優勝したらYammyさんとアメリカ旅行に行けたはずでしたが、ワインに合うジャンバラヤ的なメニューをやりたくていろいろ試行錯誤していたら期限に間に合わず、結局コンテスト自体をパスしてしまいました（すみません）。

やはりロバートさんはプロの料理人で、感覚ではなく論理的にどの食材を組み合わせたら美味しく感じるのかを日本人に向けてプレゼンテーションができる。

今にして思えばカルローズのジャンバラヤメニューのレシピコンテストを応募するのに、実力もないのにこのレベルの出来映えを自分で求めていたのかな。

試食後、ロバートさんが各テーブルを回ってくださいました。その際に「あなたのクラスはどうしたら取れるの？」とNiki’s Kitchenでの予約が取れない旨を質問したら、早速新しいクラスを作ってくださったので申し込みました。

カルローズもいただいたので、次にお会いする時までに作ってみましょう。

WINE

今回の試食会、1杯だけですがワインも付いて超ブラボーでした！
今回、キリンさんの協賛はあったのかしら？大手酒飯会社はもっとこういうイベントとコラボすればいいのにと思います。

2012 Robert Mondavi Private Selection Chardonnay

カリフォルニアワインの父、ロバート・モンダヴィのプライベートセレクションのシリーズ。
発酵においてタンクと樽を絶妙に使い分け、フレッシュ感とまろやかさが同居するセンスのよいシャルドネです。食事に合わせやすい白ワインです。