【マリアージュ】2022年お正月・おせちに合うワイン〜おすすめ6本


DEAN & DELUCAのおせち
ワイン好きの皆さま、こんにちは!料理とワインのマリアージュを日々研究中の山田にらです。

今年も残すところあと一週間になりましたが、今年の年越しはどう過ごされる予定ですか?

お正月といえば、おせち。

おせちにはお屠蘇、が日本の伝統ではありますが、ワイン好きならワインで頂きたいですよね。

そこで、DEAN & DELUCA(ディーンアンドデルーカ)さんのおせちを例に、どういうワインがおせちに合うか考察してみようと思います。

壱の重

DEAN & DELUCAのおせち(壱の重)
日本各地からセレクトした伝統の祝い肴
古くから受け継がれる自然の恵みと職人の技で作られた日本の美味

車海老の酒蒸し
紅鮭の昆布巻き
数の子
たたきごぼう
小鮎の佃煮
イクラの柚子釜
紅白かまぼこ
栗きんとん
黒豆
平伊達

一段目は日本の伝統を押さえながらも、ワインに合うラインナップを詰め込んでいます。
さすが、DEAN & DELUCA(ディーンアンドデルーカ)さんです。

ワイン

日本の料理には日本のワインが合うということで、下記の4本をチョイスしてみました。




①日本のあわ 甲州&シャルドネ
日本のブドウによる、さわやかさとふくよかさを併せ持つスパークリングワインです。 輝きのある淡いイエロー。甲州由来のグレープフルーツ、ライムなどの柑橘の香り、シャルドネ由来の白桃やバナナ、パイナップルを連想させる甘酸っぱい果実の香りなどがバランスよく調和します。




シャトーメルシャン勝沼の2種類の造りの甲州(白2本)とマスカットベリーA(赤1本)を3本セットにしました。 シャトーメルシャンの山梨醸造の商品を3本セットにしました。

②2017 山梨マスカットベリーA
マスカット・ベーリーAを使用した、程よい樽のニュアンスと甘美な果実の味わいでバランスの良いワイン。

③2019 シャトー・メルシャン 山梨甲州
日本固有のブドウ『甲州』を使用し、瓶詰め直前まで貯蔵タンク中で澱と接触させ育成(シュール・リー製法)することで、しっかりとしたうまみと厚みのある辛口ワインに仕上げています。

④2018 玉諸甲州きいろ香
漫画「神の雫」にも紹介された言わずと知れた有名日本ワインです。ボルドー大学と共同開発した新スタイルが特徴です。

マリアージュ

そして、気になる料理とワインのマリアージュは?

車海老の酒蒸し
紅白かまぼこ
①③ ふっくらと蒸しあげた海老の酒蒸しやかまぼこにはワインの旨味成分がよく合います。
紅鮭の昆布巻き ①③④ 昆布とワインの旨味成分のマリアージュ、紅鮭にはソーヴィニヨン・ブランの香りにも似た柑橘系のフレッシュな香りのワインを。
数の子
イクラの柚子釜
スパークリングワインのはじける泡と粒々のマリアージュ。
たたきごぼう
小鮎の佃煮
黒豆
栗きんとん
和食の中でもしょうゆを使ったものや、大地のものは赤ワインがよく合います。
平伊達 ①② すり身にはワインの旨味成分が、卵の上品な甘さにはフルーツの果実味がよく合います。

上記はおすすめの組み合わせですが、色々試してみてください。

弐の重

DEAN & DELUCAのおせち(弐の重)
DEAN & DELUCAが旅して出会った
味わい豊かなオードブル9選

幸福豚と小布施栗のパテ
牡蠣スモークとビーツのマリネ
帆立と金柑のシャンパンビネガーマリネ
ズワイ蟹とフルーツトマトのフラン
フランス製キャビア
サーモンと紅芯大根のミルフィーユ
タコとセミドライトマトの煮込み
人参のムース 生雲丹添え
ゴルゴンゾーラマスカルポーネ 生はちみつ添え

二段目はDEAN & DELUCA(ディーンアンドデルーカ)さんらしいオードブルのチョイスです。
キャビアとルゴンゾーラマスカルポーネのディップは別添えのクラッカーでいただきます。

ワイン

オードブルにはシャンパーニュがおすすめ。
特に弐の重ではビーツやトマト、紅芯大根、人参など赤系の食材が使われているので、果実味溢れるロゼシャンパーニュはいかがでしょうか?




⑤モエ・エ・シャンドン ロゼ・アンペリアル
グラマラスで誘惑的なシャンパン。フルーティーで野イチゴのような香りが強く、新鮮でいきいきとした果実味がはっきり出ていて、喉ごしは柔らかです。 個性の強い料理にもよく合います。

マリアージュ

幸福豚と小布施栗のパテ
牡蠣スモークとビーツのマリネ
帆立と金柑のシャンパンビネガーマリネ
ズワイ蟹とフルーツトマトのフラン
フランス製キャビア
サーモンと紅芯大根のミルフィーユ
タコとセミドライトマトの煮込み
人参のムース 生雲丹添え
ゴルゴンゾーラマスカルポーネ 生はちみつ添え
ロゼシャンパーニュの果実味と旨味がどのオードブルにも良く合います。

シャンパーニュは食事の初めから締めまで1本で通せる万能選手です。
アルコールの許容量がグラス1杯なら迷わずシャンパーニュを選びましょう。

参の重

DEAN & DELUCAのおせち(参の重)
DEAN & DELUCAのシェフが
素材を活かし丹精を込めて仕上げたメイン料理

クラシックミートパイ
野菜のスチーム&グリル ディルマヨネーズ添え
オマール海老のテルミドール
鹿児島県産和牛ヒレ肉のステーキ ドフィノア添え

ワイン

お肉とお魚のメイン料理には、白赤共、格調高いワインを。




⑤2014 シャトー・ド・ムルソー ムルソーペリエール
パーカーポイント92点獲得。ペリエールは最上の畑と言われ気品と粘性とミネラル分を多く含む パーカーポイント92点獲得。ワイン評論家のマット・クレイマー氏が「おそらくブルゴーニュで最も美しい、古式ゆかしい醸造所」と推薦するムルソーの造り手「シャトー・ド・ムルソー」。コート・ドールには珍しい正真正銘のシャトーは、かつてムーシュロン伯爵の所有だったそうですが、最後の伯爵には子どもが無く、徐々にブドウ畑を売却していったのだそう。ちなみに、かのDRCも、1963年にムーシュロンから0.8haのル・モンラッシェを購入したのだとか。そして1973年、大手ネゴシアンのパトリアッシュがシャトーごと全資産を買収し、その際に醸造所や畑などに改革の手が入ったのだそうです。




⑥2005 レフォール・ド・ラトゥール
パーカーポイント93点獲得。メドック格付け第1級、シャトー・ラトゥールのセカンドワイン。飲み頃を迎えた2005年のグレートヴィンテージ。 パーカーポイント93点獲得。五大シャトーのシャトー・ラトゥールのセカンドワイン。シャトー・ラトゥールと同じ醸造方法で造られ「プティ・バタイエ」「コンテス・ド・ラランド」「レ・フォール・ド・ラトゥール」の3ヶ所の畑からの葡萄が用いられます。セカンドワインとは言えあまりにそのポテンシャルが高いためパーカー氏のボルドー評ではわざわざ別枠を設けて紹介されているほどの逸品です。

マリアージュ

クラシックミートパイ 赤ワインとフォンドヴォーで柔らかく仕上げた牛肉の煮込みをパイ生地に詰めたミートパイには、タンニンが溶け込んだ飲み頃のカベルネソービニヨンが良く合います。
野菜のスチーム&グリル ディルマヨネーズ添え
オマール海老のテルミドール
マヨネーズのディップでいただく野菜のグリルと、クリームソースをかけて焼いたオマール海老には、マロラクティック発酵を経て酸が丸くなったシャルドネが良く合います。
鹿児島県産和牛ヒレ肉のステーキ ドフィノア添え ⑤⑥ 和牛ヒレ肉のステーキにはカベルネソービニヨンを、ドフィノアにはシャルドネをどうぞ。

DEAN & DELUCAさんのおせちに限らず、他の洋風おせちにも応用できるラインナップです。
ご参考になれば幸いです。


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